『銀座ウエスト』のバターケーキを食べたお話
柚木麻子さんの『BUTTER』を読んで気になっていたケーキ。
お店は銀座。普段歩く辺りから少し離れた場所に上品な佇まいを発見。
カフェに通じるドアにはレースがかかっていて中の様子は見えず。
初めてだとちょっと入りづらそう・・・
中でコーヒーを飲みながら、という時間でもなかったのでテイクアウトを。
金曜日の18時過ぎだけど、買っている間にちょこちょこサラリーマンのおじさま達が後ろに並んできて、賑わってるんだなあ。家族へのお土産だろうか。
という事で買いました。念願の!バターケーキ。(454円)
箱を開けた瞬間にふわっとクリームのこっくりした香りが漂って、何だろう、昔買いに行ってた近所のケーキ屋さんを思い出すような。
クラシック、昔ながらの、という表現がしっくりくる。
今時のデパ地下に入っているようなオシャレなパティスリーとは違う。
バタークリームには有塩バターが使われていてほのかに塩気が。
スポンジもしっとりふわふわとかではなく、卵たっぷりの、カステラみたいなみっしりとした舌ざわり。
手作り感が強い。
もうひとつはフロメストという、オレンジピール入りクリームチーズをパイでサンドしたもの(454円)。このクリームチーズにも塩気を感じる。こっちの方がはっきりとした味で好きかも。
でもバターケーキの上品なお味、ホールでがっつり食べたら幸せだろうな、と思う・・・☆ミ