daily log

daily log

出かけた場所や美味しかったもの、思った事…気ままに綴ります

青春18きっぷ東北ぶらりひとり旅 2日目

2日目!

ソシャゲのおかげで5時起きも苦じゃない!

て事で余裕もって支度して荷物もまとめて、さぁ下降りるかっとその前にきっぷあるよね確認確認…(バッグをごそごそ)

 

・・・ない!!!!!!!!!!

 

手荷物のバッグ(ロンシャン大)の中身をベッドの上にぶちまけて探す。御朱印帳の間に挟まってないか探す。

 

ない。

 

フロントで預かってもらう予定のバックパックのポケットも探す。文庫本に挟まってないか探す。

メインポケットの底に沈めたウィスキー達を掘り返した瞬間、ピラッと…

 

出てきた!!!!!!!!(神ィ!)←古い

 

いや〜18きっぷ、この微妙なサイズ感、ポケットやケースに入らなくてかなり雑に扱ってた感は否めなかった。一応入れる場所は決めておいたけど、昨日仙台駅帰ってきたところで気が緩んで適当にバッグの中に放り込んだんだ…

ごめんね、大切にせねば。

 

めちゃめちゃ焦ったけども仙台駅まで軽ダッシュして無事、予定通り6:00発の電車に乗れました。ホッ。

f:id:kouya12:20190814065813j:image

窓の外は霧雨みたいな細かい雨。天気もって欲しいなぁ。

車内の乗客はちらほら。

 

音楽を聴こうと坂本真綾さんでシャッフル再生したら最初に「ニコラ」が流れてきた。やっぱ良いなぁ。電車旅にすごく合う。

 

昨日仙台に向かっている時や、仙台に着いてからも東北感は感じなかったんだけど、平泉へ向かうこの路線でじんわり「東北に来たんだなぁ」という実感が。

f:id:kouya12:20190815130004j:image

途中一関市駅で乗換20分弱ほど。トイレがてら改札出て駅周辺も見るとこれといって特になし・・・
f:id:kouya12:20190815130030j:image

こういう掲示板見るとほっこりする。一瞬、この土地に暮らしている自分を想像する。
f:id:kouya12:20190815130025j:image

見上げると風鈴。夏。
f:id:kouya12:20190815125954j:image

7:58平泉駅着!

中尊寺までサッと行ける巡回バス「るんるん」は9:45が始発なので歩いて向かう。
f:id:kouya12:20190815130035j:image

天気は曇り。暑くなくて良いけど、蒸し蒸ししてる。
f:id:kouya12:20190815130016j:image

途中、高館義経堂への案内看板が。源義経が没した地らしい。時間あれば帰りに立ち寄ろうかと思ったけど、結局別ルートから帰ったので立ち寄らず。
f:id:kouya12:20190815125947j:image

中尊寺の敷地入り口。平泉駅から30分位みてたけど、サッと歩いたのもあってか20分位で着いた気がする。ここからの月見坂がそこそこの傾斜でした。

本堂やら何たら堂やら色々な建物を横目にひとまずは一番奥の金色堂へ向かう。

ちょうど受付の始まる8:30位に着いたけど、割と人がいた。昼近くになるとかなり混んでそう。
f:id:kouya12:20190815130012j:image

金色堂とお隣の宝物庫は拝観料(800円)かかります。
f:id:kouya12:20190815130008j:image

金色堂は撮影NGなので外観だけ。あの建物の中にもう一回り小さな金色堂(屋根から何から全て金色)が収まってる感じでした。すごいっちゃすごいんだけど、ガラス張りでちょっと距離があるし感銘を受ける・・・!って程ではなかったかな。金色よりも、夜光貝で作られた螺鈿細工の美しさの方が印象的だった。金色堂は昭和の時に解体修復されているので歴史的遺産の保存状態の素晴らしさ、というよりかは純粋に造形物としての素晴らしさに感動するといった感じ。金色堂を出たお隣の建物で前述した昭和の解体修復時の映像を見たんだけど、ものすごい緻密かつ膨大な作業量で、ものすごい労力がかかっていることがよく伝わった。

f:id:kouya12:20190815130656j:image

金色堂出たところにあったおみくじを引いてみた。
f:id:kouya12:20190815130718j:image

私が引いたのは「当り矢」で小さいチャームも入ってた。かわいい。金運的な要素が強め。利益が出るといいなーw(宝くじとか株とか)
f:id:kouya12:20190815130709j:image

松尾芭蕉さんの像。

「夏草や つわものどもが 夢の跡」

奥州藤原氏滅亡して500年後に訪れた芭蕉さんが詠んだ句。

この後隣の宝物庫の中に平泉と日本史の記述があって、これまで日本史って戦国時代に興味があったくらいなんだけど、それよりも前の平安・鎌倉時代も興味が出てきた。壇ノ浦の平家滅亡の話とか、古文で習ったきり、もう一度読みたいなと思いました。
f:id:kouya12:20190815130701j:image

この日、夕方から薪能なるイベントがあるらしく、野村萬斎さんとか来るらしく、ちょっと見てみたかったです。
f:id:kouya12:20190815130713j:image

来る時はスルーした本堂に立ち寄ってお参り・御朱印を貰う。
f:id:kouya12:20190815130722j:image

近くのお店に「弁慶餅」なる食べ物(200円)を見つけ、即頂く。

思ったよりもちもちしてなかった・・・
f:id:kouya12:20190815130653j:image

ずんだシュークリーム(300円)も頂く。

ずんだの甘さって本当に、好き。。。

 

中尊寺エリアは全体3時間もかからなかったかな。来た道歩いて駅まで帰っても時間余るし、といってもう一か所近くにある毛越寺を見て回るほど時間はないし・・・なんだけど、外からだけでも見ようかなと毛越寺の方へのんびり向かう。

f:id:kouya12:20190815130848j:image

道端に朝顔。地面からこんな風に生えてるの珍しくないですか。
f:id:kouya12:20190815130909j:image

外側からだけ。近くに大きな池があって、眺めが良かったです。

お蕎麦食べようかなでもお餅とか食べてお腹空いてないしな~う~んとぶらぶらしてたら平泉駅に着く。駅前のお蕎麦やさんは並んでてサッと食べて出られる筈もなく、バス停前のベンチでのんびり。少し雨が強くなってきた。それでもまだ十分細かいけれど。

時間潰しに駅隣接のNewDaysへ。この度でNewDays御用達過ぎる(気付けば袋がいっぱいあった)
f:id:kouya12:20190815130901j:image

空腹時用におにぎり。というか「ねぶた漬」っていう具が珍しいな、と。

具は歯ごたえの良い漬物の具を醤油漬けにしたような感じ。(分かるようで分からない)
f:id:kouya12:20190815130905j:image

かさ張りはするけど軽いしいいでしょ、とつい旅先で買ってしまう茶葉。

これ別に岩手で採れた原材料ではないと思うけど、平泉駅構内にも大きく看板があったので、多分有名なんだと、思う。
f:id:kouya12:20190815130844j:image

白桃のゆべし、という響きだけで気になった。味は期待したほど白桃感はなかった。うん・・・

 

という事で12:27平泉駅を出発し、2時間程で仙台まで戻る。

次の電車まで30分。ホテルに戻って預かってもらってたバックパックを受け取り、荷物をまとめる(重)。

お店に入って食べるほどの時間はないし、折角だから仙台の地でずんだシェイクを飲みたい・・!って事でずんだ茶寮にて「ずんだシェイク エクセラ」(490円)購入。
f:id:kouya12:20190815130853j:image

ずんだの甘さって、本当に、好き。。。(2回目)

 

15:02に仙台駅を出発。帰るぞー!

仙台→福島→新白河→黒磯→宇都宮→赤羽・・・

最寄り駅に着いたのが22時過ぎでした。ふう。
f:id:kouya12:20190815130857j:image

多分黒磯辺りの乗換時に買ったドーナツ。レモンの風味は記憶に残らず・・・

 

いや、18きっぷって行きは良いけど帰りがしんどいね。荷物も重く感じるし、いつの間にか窓の外が真っ暗で、こうなると風景を楽しむ事もできず、電池残量を気にしながらスマホのゲームをしてた。(もはや読書を楽しむ感じでもなかった)

宇都宮で途中下車して餃子食べようかなとも思ったんだけど、良さそうなお店に着くのがラストオーダーギリギリで、もういいや早く帰ろうという思いが勝った。

 

今回旅の途中でブログを書く事もできるかなと思ってiPadとキーボードを持っていったんだけど、結局そんな余裕はなかった。

18きっぷで乗れる電車にテーブルつきのボックス席なんてないし(何となくあるような気がしてた)、ホテルに着いても母への連絡・Twitterのやり取りくらいで力尽きてさっさと寝たい感しかなかったので、次からはいらないかな。一応キーボードくらいはあってもいいかもだけど・・・うーん。

 

初めての18きっぷ東北ぶらり旅、とりあえずは一人で良かったな。色々学んだ事がありました。

次は荷物をもっとコンパクトに洗練させて、また遠くまで行きたいな!